日東壮遊歌ハングルでつづる朝鮮通信使の記録

遭遇した殺人事件におどろき、一行の内紛に名分を説き、風景を愛で、美味を評し、蛮人「倭奴」のふるまいにはげしく憤る。
硬骨の老儒者が歌辞(カサ)形式で記した、個性あふれる通信使の記録。
鎌倉中期、戒律の復興に尽力し、非人救済、殺生禁断、架橋事業などの活動によって日本中世社会にふかく大きな影響を与えた叡尊。
奈良の西大寺の律僧の自伝を、綿密な注釈によって読み解く。
「憐歓好情懐」は「いとし殿御の真実心のうれしいことは」__遠い六朝詩を江戸の現代詩に訓みかえる。
徂徠以降の学問と文芸の到達点を示す、読んで楽しい中国詩口語訳の世界。
明治期有数の漢学者・詩文家が、外交官として北京滞在時代に蜀(四川省)の桟道をのぼり、三峡を下った100余日の旅の記録。
山水の奇勝を活写し、古人の史跡に沈思する自在の漢文を、情調風格そのままに口語訳する。
『アラビアン・ナイト』原典版の訳者として名高い泰斗の単行本未収録の作品を、全4巻に収めておくる。
平易で味わいぶかい文章が、読者を中東世界に誘う。
第1巻は、『アラビアン・ナイト』をめぐる論考と、中東イスラム文化を論じた作品を収録。
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